恋の歌百人一首2011

クリエート浜松

2011年01月14日 21:36

1月9日に中学生・高校生が参加した
「恋の歌百人一首2011」が行われました

百人一首の半分は恋の歌
昔の人がどのように自分の気持ちを伝えたのかを
百人一首から学んで、自分の気持ちを表現しようというもの

歌人のスズキロクさんに
短歌のルールから、百人一首の恋の歌の解説、スズキロクさんが普段どのように短歌を作るのかちょっとしたポイントなどを教えてもらいながらオリジナルの短歌を作ります

「つけ句遊び」という上の句をひとりが作り、それに合わせて他の人たちが下の句を自由に付ける(その逆もできる)方法で作ったりもしました


ほとんどの人が短歌を始めて作るというなか

すらすら短歌が読める人
なかなか思い浮かばない人
「恋なんてしらねぇよ」と思いながら考える人
ひとりで考え込む人
周りの人と相談しながら考える人
みんなそれぞれでしたが
だんだんと短歌を作ることや、気持ちを表現することに
はまっていくような感じがしました





最後はオリジナル短歌をカルタにしてカルタ大会
一枚ごとにスズキロクさんがコメントをしてくれました

ここでできた短歌をちょっと紹介


太陽の
明るさに勝る
笑顔見て
そんなあなたに
恋をしている   【筆箱】


「すきですと」
君にに一言
言えなくて
地球は何周
回っているの? 【さんずい】


恋果実
すべてしぼって
君のため
私のすべて
もらって下さい 【純S】


三十一文字
それじゃ想いは
伝わらない
もうあきらめた
短歌作るの  【鯉の単価】


色あせて
見向きもされない
この本に
手を掛けてくれた
君に感謝   【開拓者】


全部紹介したいところですが
この辺で…
機会があったらまた紹介していきたいと思います

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