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2011年10月30日

21日と28日の夜クリ

22日の夜クリは和室編
書道の田代先生といっしょに世界中の文字を書きます

ちょうどこの週は3階のギャラリーで静岡県書道連盟さんの展示も行われていて
田代先生の作品も飾られていました
作品を見て、どんな風に書いたのかな?そんな疑問がうまれます
以前は書をみてもそのようには思わなかったのに…
これも月に一回筆を持っているからでしょうか

いつものように墨をすり、墨の良いにほひが部屋の中にひろまります
日本の文字ひらがなを書いていると何か風のようなものを感じます
風が吹いてくる方を見ると先生が書いている姿がありました
「今展示してある文字の一つを書いたよ」と半紙を渡してくれました

先生の書いている姿は、可憐で美しく、かつとても迫力があります
座っているのだけど、体全体を使って書いているのが伝わってきます

その、先生の風を感じながら自分も文字を書く…
すこしうまくかけるようなそんな気持ちになります

途中で、音出しをしたり、お話をしたり、ちょっとした悩み相談も…
素敵な夜の時間を過ごしたと思います


その1週間後…

28日の夜クリはアトリエ編

今回はどんなことをするのかなと思っていると
川邊先生から「卵と酢を用意して下さい」とのメール
ん?何をやるんだろうとわくわくしていると
「今日はテンペラ画をします」とのこと

テンペラ画とは昔(500年くらい前)からつづく技法で
顔料と生卵の黄身を混ぜて絵の具を作ります

卵を割り、黄身だけを取り出し、手の上でゆっくりころころ転がします
すると黄身の周りの膜が固まり指でつまめるようになります
その膜に針金で穴を開け、純粋な黄身だけを取り出し、それを顔料と混ぜます
21日と28日の夜クリ

出来た絵で、まる、さんかく、しかくを使って自由に絵を描いていきます
最初はいつも使う絵の具とのちがいに戸惑いながら
描いていくとだんだんとなれていきます
色を重ねるととても綺麗で、油彩でも水彩でもない独特の雰囲気があります
21日と28日の夜クリ

出来た絵を水で流したりもしました
違った質感が生まれて面白い絵画できあがりました
21日と28日の夜クリ

夢中で描いていると、また風をかんじました
川邊先生が絵を描いています
颯爽としていて表現があふれ出ている感じがしました

田代先生も川邊先生も、作品をつくっている姿が「すごい」です
その姿を見ていると、とても素敵な音楽や演劇を観たときと同じような感覚になります
オーラに満ちあふれていて、力を与えてくれます
自分の細胞が刺激され、いろんな感情が表れます
そして自分も表現したい!という気持ちになります

なんて贅沢な時間なんでしょうか
たった二時間ですが中身の濃い時間を過ごしました

和室編は11月18日(金)アトリエ編は11月25日(金)です
みなさん機会があったらぜひ来て下さいね

【太】


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Posted by クリエート浜松 at 18:37│Comments(0)夜クリ
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