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2012年03月31日

3/29の夜クリ

館長の村瀬です。
3/31をもってクリエート浜松館長の任が解かれることとなりました。
そんなわけで、29日の夜クリが、とりあえず村瀬仕切りの最後の会となりました。
この3年間にこの夜クリで出会った方々は、総勢200人ぐらい。
いつも顔を出してくださる方がいて、そしていつも新しい出会いがあって、それはそれは楽しい時間を過ごさせていただきました。
みなさん、どうもありがとうございます。
さて、「夜クリ」ってなに?
実はこの答えを探すのが、この会の目的でもありました(が、ここまできても正解はまだ見つかりません。)
始めたきっかけは?
これには、僕の中にあるイメージがありました。
楽器博物館学芸員の時に、いろいろな国の音楽事情に触れる機会をいただきました。
その中で一番心に残ったのが、東アフリカのある村の長老の言葉「村の幸せはンゴマ(音楽や楽器やそれにまつわる様々なことの総称)だよ。」
ご飯が食べられない時、誰かが病気で苦しんでいる時、ンゴマがあるから、みんなで一つになれてみんな一緒だってことを確認できて、それでやっと生き続けられる。そんなことを言っていたような気がします。
多分われわれもずっとそんな時代を過ごしてきて、音楽(音を出す作業)は怖くてひもじくて寂しい夜をみんなで一緒に過ごすために、欠かせないものだったのだと思います。
逆jに現代は、耳にイヤフォンをさして、他者と断絶するために音楽があったりします。みんなで聴くよりも、みんなで演るよりも、ひとりの時間を大事に過ごすために、音楽がとても重要な役割を担っています。
でも、ちょっとそれが行き過ぎてしまって、音楽が消費されるもの、そのために大量に生産され続けなければならないもの、になってしまいました。
このちょっと行き過ぎた感じと、音楽(音だし作業)の本来的なものを探りたい気持ちが、夜クリを始めた理由です。
たき火(ないけど)を囲んで、暗く、ひもじく、でもみんなが一緒で、そこに音があるのでなんか安心する、そんなイメージをもって。
現状は...
とにかくみんなおしゃべり好き!最初から最後までおしゃべりが続く。そして何か食べてる。常に満腹感。
ちっとも暗くないし、ひもじくないし...
29日は20人強の方々がおいでになりました。
ギタリスト、パーカッショニスト、ピアニスト、ヴォーカル、シンガー、歌手、詩人、朗読家、パン屋さん、おもちゃやさん、
文化施設スタッフ、そしてうちの職員などなど。
どんだけおしゃべりが賑やかだったか、そしてそれにもめげずに、延々とセッションは続いたか、今回は動画をリンクさせていただきましたので、そちらでご確認ください。


http://twitcasting.tv/hamamatsudioram/movie/4180942

http://twitcasting.tv/hamamatsudioram/movie/4180571

とにかく、こんなのが楽しいようです。理由はよくわかんないけど。
夜クリは僕がいなくなっても、まだまだ続きます。
どうかみなさんにとって、これが楽しい日常の一つになりますように。


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Posted by クリエート浜松 at 10:00│Comments(0)夜クリ
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